売却に向けて!買い手探し
2021年05月21日
1.販売活動をお願いする不動産会社を選ぶ!
自宅を売却したいと思った時に自分自身で買い手を探すこともできます。
しかし身の回りにいる親戚や知人に限られ、希望価格で売却することは難しくなります。
その点、不動産会社に依頼すれば広く買い手を探せますし、価格・税金・取引の流れなどについてアドバイスを得ることができます。
査定を依頼した不動産会社の中から選ぶとスムーズですね。
2.不動産会社と媒介契約を結ぶ
①専属専任媒介契約
漢字が並んでいて難しく見えますが、これは せんぞくせんにんばいかいけいやく と読みます。
1社の不動産会社に売却を依頼するもので、一番縛りが強い契約です。
1.他の不動産業者に媒介を依頼することはできない。
2.売主自身が自分の力で買い手を発見しても、直接契約することができない。
3. 不動産業者は売主に対して1週間に一度以上、販売状況を報告する義務がある。
4. 契約の有効期間は3ヶ月。
つまり売却を完全に任せることになるので、不動産会社の責任は重く、売却活動に力を入れます。
また、売主に対して1週間に1度以上の報告義務があります。
どのような売却活動を行ったか、どのようなお客様からの問い合わせがあったか等を報告します。
契約の有効期間は3ヵ月間です。
②専任媒介契約
これは せんにんばいかいけいやく と読みます。
これも1社の不動産会社に依頼する点は同じですが、自分で買い手を探すことはできます。
1.他の不動産業者に媒介を依頼することはできない。
2.売主自身が自分の力で買い手を発見し、直接契約することができる。
3.不動産会社は売主に対して2週間に一度以上、販売活動を報告する義務がある。
4.契約の有効期間は3ヶ月。
基本的には不動産会社にお願いしたいけど、自分の周りでも買い手が見つかる可能性がある方はこの契約を選ぶと良いでしょう。
③一般媒介契約
これは いっぱんばいかいけいやく と読みます。
1.他の不動産業者にも媒介を自由に依頼することができる。
2.売主自身が自分の力で買い手を発見し、直接契約することができる。
3種類の媒介契約の中で、売主にとって最も自由度の高い契約です。
しかし不動産会社が力を入れるのは①と②なので、この契約に向いているのは「不動産会社が力を入れずとも勝手に売れる売れ筋物件」や、
「売れるまでに時間が掛かってもいい」「売れるなら安くてもいい」という方向けです。
どれが自分に向いているか考えて媒介契約を結びましょう。
不動産会社に依頼すると報酬が必要です!
不動産会社が販売活動を行い買い手を見つけた時は成功報酬がかかります。
【報酬(仲介手数料)の上限&計算式】
★税抜の売買価格が200万円以下の場合→その金額の5.5%
★200万円超400万円以下の場合→4.4%+22,000円
★400万円超の場合は3.3%+66,000円
どうやって売るの?
①売却条件を決める
売り出す前に、まずは売却条件を決めます。
一番大切なのは売り出し価格です。
査定を元に決めても良いですし、手元に欲しい金額を元に考えても良いです。
他にも引き渡しの時期、どういう広告をするかなどを不動産会社と相談して決定します。
②広告活動をする
売却条件が決まったら広告活動をします。
今はインターネットで広告を出すのが一般的で、不動産ポータルサイト(at-homeやSUUMO等)を利用します。
それ以外にも不動産会社だけが見られる情報サイト(レインズ)に掲載し、他の不動産会社にも情報を出しておきます。
そうすると他の不動産会社でも買い手を探してくれるのです。
そういったサイトに掲載するため、売主には間取り図や写真の提供をお願いすることがあります。
③見学希望のお客様対応をする
広告を行うと見学を希望するお客様が出てきます。
不動産会社から見学の連絡を受けたら、物件が綺麗に見えるように室内を清掃しておきましょう。
お客様は基本的に中古物件を見慣れていないので、汚れていればその物件に悪いイメージを持ってしまいます。
清掃具合がかなり大事になります。
見学には立ち会っても、不動産会社に任せてもどちらでも大丈夫です。
内見に立ち会う場合でも、対応は基本的に不動産会社に任せてしまってOK。
土曜日や日曜日に自宅を開放し、自由に見てもらうオープンハウスを行い早期に買い手を見つける方法もあります。
いかがでしたか?
買い手を探すにはどんな方法があるか分かりましたね!
不動産会社に依頼すると価格や広告の仕方などを考えてくれたり、売主様に代わってお客様と交渉等の直接は話しにくいことをお話ししてくれます。
自分に合った不動産会社を見つけましょう♪
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