賃貸のお部屋の探し方

2020年08月06日

初めてのお部屋探し。賃貸物件はたくさんありますから迷ってしまいますよね!

理想の物件はどう決めたら良いのか一緒に勉強しましょう☆

 

★1.部屋探しを始める前の予備知識★

1.予算と希望を整理する

 

部屋探しには、自分や家族にとって何が大切かを決めておくことが重要!

全ての希望を満たす物件を見つけることはなかなか難しいので、どの条件を優先するのかを決めておかないと・・・

いつまでも物件を決められなくなってしまいます!!

 

1)いくらまでの賃料なら無理なく支払えるか

家賃の限界は手取り収入の30%程度に抑えておくことが賢明だといわれています。

しかし、生活費の他にも携帯代や車のローンなど他の返済が多ければ、それ以下に抑えた方が良いですね。

家賃以外でかかるお金が月にいくらあるのか把握しておきましょう!

 

 

2)その範囲内で生活やライフスタイルを考慮し、何を優先させるのかを決めておく

 

部屋を探す上での最優先事項は何でしょうか?

職場に近いこと?多少通勤時間は掛かっても住環境の良いところ?

古くても広い部屋が良い?狭くても新しい部屋が良い?

 

希望の条件を決めておきましょう。

しかしその条件がたくさんになってくると、それを満たす物件が見つからなくなります。

条件の中でも優先順位は決めておいてください♪

 

 

家賃の理想

 

2.家賃の相場を調べる

 

部屋探しを始める時、住みたい地域の「家賃相場」を調べることが大切!

 

家賃相場は地域ごとにほぼ決まっています。

例えばワンルームマンションの相場が「7万円台」の地域で、「5万円台」の物件を探しても、見つかる可能性は低いということです。

自分が払える予算と希望地域の家賃相場を比べてみましょう!

予算の方が明らかに少ないときは、希望条件を譲歩して家賃相場がもっと安い別の地域で探す方が近道です。

また、2月~4月や9月は不動産会社の繁忙期で部屋数は多くなるものの競争が激しくなり、若干相場が高くなる傾向にあります。

 

 

★2.賃貸情報の集め方★

 

1.インターネットを使う

 

昨今、不動産サイトがたくさんあります。

代表的なものは、アットホーム・スーモ・ホームズなどですね。

それに加えてほとんどの不動産会社はホームページを開設しているので、気に入った不動産会社のホームページも見てみましょう。

不動産会社のホームページには、不動産サイトには載せていない物件が載っていることがありますよ。

インターネットによる賃貸情報収集は広範囲の情報をすばやく収集できて、賃料相場を把握するのにも非常に便利です。

 

 

2.賃貸情報誌を見る

 

賃貸情報誌は不動産会社が賃貸物件の広告を集めて消費者に届けるものです。

情報を集めてから発行するまでに日数がかかるので、情報誌が発売された時点ではすでに成約してしまった賃貸物件が掲載されていることもあります。

しかし、賃貸情報誌には数多くの情報を手軽に見ることができるというメリットがあります。

 

 

★3.気に入った物件があったら申し込みをしよう★

1.入居申し込みと「契約」は違います!

 

気に入った物件が見つかったら、不動産会社に「入居申込書」を提出します。

 

この入居申込書の書式は不動産会社によってまちまちですが、住所・氏名・年齢・職業・年収などを記入する書式になっています。

 

入居申込書はあくまでも入居する意思を表明するための書類であって、契約書ではありません。

 

したがって、入居申込書を提出した後でも申込みをキャンセルすることが可能です。

提出する前に不動産会社にキャンセルができることを再確認しておくとよいでしょう。

ただし、軽はずみなキャンセルは不動産会社に迷惑をかけることになるので、申込みはくれぐれも慎重にしてください。 

 

この時、「家賃保証会社」との契約は必要なのかも確認しましょう。

最近の物件は、この保証会社との契約が必須の場合が多いです。

もちろん、保証会社との契約にも費用が掛かりますので、その費用も聞いておきましょう。

 

賃貸申し込み

 

2.入居審査で落ちることもあります!

 

家主は入居希望者が提出した「入居申込書」をもとに、その希望者を入居させるかどうか判断します。

これを「入居審査」と言います。入居審査には1日~1週間程度かかります。

 

この入居審査で家主が入居をOKしないケースもあります。

家主から見れば、自分の財産であるマンションやアパートを他人に貸すわけですから、経済的に安定している人や生活上のルールを守る人に部屋を貸したいと考えるのは当然のことと言えるでしょう。

 

「家賃保証会社」との契約が必須だった場合は、保証会社の審査もあります。

会社によって審査基準はまちまちで、もし審査に落ちた場合でも理由は明らかにされません。

この審査に通らない限り、貸してくれない物件も多いので注意が必要です。 

 

 

3.預かり金を支払うとき 

 

入居申込書を提出する際に、数千円から家賃の1ヶ月分ぐらいの金銭を不動産会社に預けるケースがあります。

 

この金銭は「預り金」「申込証拠金」「申込金」などと呼ばれています。

 

金銭を預けた場合でも「借りたい」という意思表示を行ったに過ぎず、契約の優先権を確保したわけではないことに注意しましょう。

つまり、お金を不動産会社に預けても、家主の承諾がなければ契約へは進めません。

 

契約が不成立の場合は、お金は返還されるものですが念のためそのことを明記した預り証を受け取りましょう。

 

契約が成立した場合は、一般的には契約の際に必要な費用の一部として取扱われます。

 

 

 

 

いかがでしたか?

今回のコラムでは部屋の探し始めから申し込みの流れを解説してみました。

初めての部屋探しの方も、引っ越しベテランの方も、部屋を決めるのに時間が掛かってしまうとお悩みの方も!

このコラムを読んで、楽しくスムーズに部屋探しをしましょう♪

 

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不動産用語の解説

・家賃保証会社(やちんほしょうがいしゃ)

 

 

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