建蔽率、建ぺい率
建ぺい率とは??
読み方:けんぺいりつ
不動産広告によく出てきますね。
簡単に言うと…
「この土地は、このくらいまでのサイズの建物なら建築してもいいですよ」という決まり。
建ぺい率が無いとこんなことになります・・・
隣に、敷地全面を使った超広い家が建っちゃったよ~!!
窓を開けるとすぐに隣の家の壁!窮屈感がスゴイ!
両隣にそんな家が建っちゃって日当たりも風通しも悪いよ~!!
そんな滅茶苦茶な街並みが作られないように規制してくれているのです。
どうやって計算するの?
建ぺい率 = 建築面積 ÷ 敷地面積 × 100
敷地面積は分かるけど、建築面積って何?
建築面積とは、建物を真上から見た時の水平投影面積のことです。
1階と2階で面積が違う場合は、広い方が建築面積となります。
では、1階が60㎡、2階が50㎡の建物を100㎡の土地に建てるとします。
この時の建ぺい率は・・・
60㎡(1階の面積の方が広いので60㎡が建築面積になる) ÷ 100㎡ × 100 = 建ぺい率60%
しかし、この土地の建ぺい率の限度が50%だったらどうでしょうか?
建ぺい率60%の建物は違法建築です。
1階の床面積を50㎡に減らすしかありませんね。
このように、好きな広さの建物を自由に建てられるわけではないということです!
関連不動産用語
・容積率(ようせきりつ)